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2011.05.05 Thursday

蘇る記憶



自分の母方の祖父は、もう他界して何年も経つのだけれども、20代の頃は戦争で飛行機を操縦していたという武勇伝をよく聞かされた。幼少の頃、祖父の家に遊びに行くと、ほぼ毎回と行っていい程、飛行機関係のプラモデル、ペーパークラフトなどをもらい、作って遊ばせてもらっていた。孫には飛行機などに関心を持ってもらいたい、あわよくば孫の一人くらいは自分の後を継いで自衛隊員になってパイロットになってもらいたいなぁ、そんなことを漏らしていたこともあった。
プラモデルなどの模型だけでなく、自衛隊の航空ショーなども、何度も連れて行ってもらった。何故か遠出する時は絶対に特急電車には乗らず、各駅停車の電車で行ってたのを思い出す。理由は駅名を覚えさせたいためだったそうだ。車に乗るときは前の車のナンバーでかけ算の問題を、電車に乗ったら駅名から始まる地理の勉強。これが祖父流の教育だった。幼少の頃はいかんせん頭が痛かったのを覚えている。
祖父に連れていってもらった場所のひとつに所沢航空公園があった。そんなことはすっかり忘れてしまっていたけど、ひょんなことで、もう一度航空公園に行く事になった。公園に近づくにつれて記憶の奥底に眠っていた当時の記憶が蘇る。当時はもっと大きく感じた展示されている飛行機やヘリコプターが少し小さく感じる。手をつないではぐれないように歩いた館内。お土産売り場の模型飛行機。懐かしさの余りついつい買ってしまった。童心に返り飛行機を公園で組み立てる。ゴム動力のプロペラを回して飛行機を飛ばした。いったい何年ぶりだろう。
公園から帰る道の斜め後ろには共に祖父が歩いていてくれる気がした。
いつの日か、自分にも子供、孫ができたらまたこの場所へ手を繋いで連れて行けるだろうか。
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